理想のマイホーム購入~後悔しないための4つのポイント~
現在、マイホームの購入を検討されているほとんどの方が、将来のマイホームついて考えると、夢が膨らみわくわくする気持ちでいっぱいかと思います。
その一方、何から始め、どんなことを考えたらよいのか、具体的なスタートラインが見えず、立ち止まっている方はいませんか?
マイホームの購入は一生に一度の大きな買い物です。そのため、絶対に後悔したくないと誰しもが思います。何の準備もなく話を進めてしまうと、「あれ?予算オーバーしてる!?」「思っていたより駅から遠くて通勤が大変!」「収納が足りない…」「こんなはずじゃなかったのに…」などといった後悔に繋がってしまう可能性も。
今回は、マイホームの購入を検討されている方に向け、押さえておきたい4つのポイントを紹介していきます。
何を優先すべきかよく考えて、後悔のない理想のマイホームを手にいれましょう!
目次
1:家族で優先順位を決めておく
マイホームに対する理想を全て叶えることは難しいですが、失敗や後悔をしないためには家族で希望条件を話し合い、優先順位を決めておくことが大切です。
「*SICを付けたい」「リビングは絶対南向きがいい!」「対面式キッチンがいい」「利便性を重視したい」「駅から近い場所がいい」など、さまざまな意見が出てくると思います。
住まいに対する要望は、大まかに言うと「間取り・設備」と「立地・環境」の2つに分類できます。間取りや設備については、後々変更することも可能ですし、工夫次第で対処できる場合もあります。しかし、立地や環境については、住んでから変えることはできません。
優先順位を決めるポイントとして、「変えられるもの=間取り・設備」と「変えられないもの=立地・環境」があるということを頭に入れておきましょう。
*SIC:Shoes In Closet(シューズ イン クローゼット)。シューズボックスより広い靴の収納スペース。靴だけではなく、ベビーカーやアウトドア用具なども収納可能なスペースです。
2:立地を考える
住む場所を決める際は、利便性と安全性を検討することが重要です。
『杉戸町でマイホーム探し!周辺環境は?』のコラムにて周辺環境のチェックポイントについてご紹介しているので、そちらも併せて参考にしてみてください。
2.1:交通の利便性
通勤・通学は毎日のことです。移動時間のことを考えると、交通の便がよいほうが何かと都合がよいと思います。しかし、駅が近いと電車の音や踏切の音が気になったり、交通量が多いと騒音や排気ガスが気になるというデメリットもあります。
2.2:生活環境の利便性
病院や銀行、交番といった公共施設のほか、スーパーやコンビニ・ドラッグストアなどの商業施設が近いと便利であると同時に、このような店舗が並ぶ商店街があると、夜遅くても人通りが多いため街灯も明るいので、治安の面でも安心です。一方、人によっては夜遅くまで人通りがあることで騒がしく感じる人も。
2.3:安全性
大切な家族やマイホームを守るために、災害の心配が少ない場所なのかを確認することも大切です。2020年8月から重要事項説明の時に、水害ハザードマップの説明が義務化されましたが、自分たちでもハザードマップや実際に近隣に災害の痕跡がないか調べたり、物件探しの段階で不動産会社に確認してみることをおすすめします。
どんな立地でもそれぞれメリット・デメリットがあることを意識し、自分達の優先順位を明確にしてからマイホームの場所を検討するとよいと思います。
3:予算を決める
マイホームの購入において、希望をリストアップし、優先順位をつけることは大切ですが、その前にまず現実的に話を進めるためにも、予算を決めることが重要です。
現在、住宅ローンでどのくらい借り入れができるのか、月々の返済額がいくらくらいになるのかなどをしっかり把握することから始め、全体の予算がわかったところで、土地・建物・諸経費それぞれにかける予算を考えます。諸経費の目安は住宅購入価格の5~10%程度と考えておきましょう。
『諸経費』についてはこちらのコラムも併せてご参考にしていただければと思います。
また、月々の住宅ローンの返済額ばかり考えがちですが、固定資産税や修繕費など購入後にかかる費用についても考慮しておく必要があります。
長期的な視点で、「何年後に、どのくらいお金が必要になるか」を考えながら、無理のない資金計画を立てることが大切です。
4:ライフプランを考える
マイホームを選ぶときには、どうしても立地や間取りの希望を優先して決めてしまいがちですが、将来のことも考えて選ぶことが後悔しないマイホームの選び方です。
4.1:ライフスタイルから考える
生活環境やライフスタイルは、出産・育児・教育・独立・定年といった節目とともに変化していきます。「部屋の用途を変更できるか」「通園・通学の足は確保できるか」「高齢になっても快適に暮らせるか」など、長期的な視点で住まいを計画してみましょう。
4.2:将来の資産として考える
マイホームを購入すると、その住宅は資産となります。将来的に、売却することや賃貸など投資物件として活用することも出来ます。マイホームは人生最大の買い物だからといって、手元に何も残らないわけではありません。形のある資産として将来に残していけます。運用方法次第では、大きな利益を作れる可能性があることも覚えておきましょう。
5:理想を叶えてくれる家は様々
住宅購入にかけられる予算を見て、「理想のマイホームを実現することは難しいかもしれない…」と諦めてはいけません。
住宅の購入というと新築をイメージしがちですが、予算が足りないときは『中古物件』も検討してみましょう。
中古物件といってもリノベーションを行うことで、新築同様の輝きを取り戻せますし、自分好みにリノベーションを施せば、理想の間取りを実現させることは十分可能です。また、築浅物件であれば新築より低い価格かつリフォームやリノベーションが不要の場合もあります。
中古物件を検討材料に加えることで選択できる物件数を格段に増やすことができます。希望の条件で新築物件が見つからない方も、ぜひ中古戸建やマンションにも注目してみてください。
6:マイホーム選びで後悔しないためには
ここまでご紹介したように、マイホーム選びは、たくさん考えなければならないことがあります。
自分たちだけで考えても、わからないことが出てきて当然です。数十年先のことを考えてマイホームを選ぶのが良いとわかっていても、なかなか具体的に想像できる人は少ないでしょう。また、立地については希望のエリアにもともと住んでいる場合は周辺環境について把握できますが、はじめて住む街について周辺環境や過去の災害履歴の把握、その街で暮らすメリットを調べることはなかなか大変です。
そのためマイホーム選びは、住宅メーカーや工務店・不動産会社などその道のプロと二人三脚でおこなうことで後悔しないマイホーム選びができます。
7:まとめ
いかがだったでしょうか。
立地、予算、ライフプランなどについてご家族と検討を重ねていく内に、優先順位が明確になり、漠然としていた理想のマイホームの姿も少しずつ現実味を帯びて見えてきます。
一生に一度の買い物で後悔しないためには、ご家族でよく話合うことと、不安な点はプロに相談することをおすすめします。
フレンドホームでは杉戸近隣でマイホームをお探しの方に、物件探しのみならず、資金計画・住宅ローンまで幅広くサポートできる体制が整っています!どんな些細な疑問でも大丈夫です!マイホームの購入を考えている方はフレンドホーム売買センター(0120-864-863)まで是非お気軽にご相談下さい!