中古住宅の購入~物件探しの注意点とは~
マイホームといえば新築住宅をメインで検討される人が多いと思いますが、近年、建築資材や人件費の高騰により新築価格が高騰、少子高齢化に伴う空き家の増加などによって、マイホーム購入の選択肢として中古住宅の購入が広がっています。
フレンドホームでマイホームを購入される方も、中古住宅を購入されている人が半数以上を占めています。
そこで今回は、中古住宅購入時の注意点をご紹介していきたいと思います。新築か中古かで悩んでる方はぜひ参考にしてくださいね!
目次
1:中古住宅のデメリット
一世代に一軒の住宅に住むことが一般化した近年では、実家が空き家になっていくケースが増えています。また、新築住宅の高騰の影響もあって、新築と比べて価格の安い中古住宅の人気が高まっています。
しかし、中古住宅は耐震性や修繕費用など不安要素も。ここでは中古住宅のデメリットをみていきたいと思います。
1.1:住宅ローン審査がとおりにくい
住宅ローンを利用する場合、中古住宅は、新築住宅よりも審査が通りにくいことがあります。
その理由としては、建物自体の資産価値が低下しているため、金融機関が設定する担保価値が低く見積もられる傾向があるためです。
建物の状態や住宅ローンの種類によっては、審査が通らないこともあるため注意しましょう。
審査が通った場合でも、希望の金額を借入できない場合もあります。その場合、頭金を増やすなどの対応が必要となります。
1.2:設備の老朽化
中古住宅は、メンテナンス(リフォーム)の有無や、使用状態によっては予想よりも老朽化が進んでいる場合があります。そのため、購入前に状態をチェックすることが大切です。
特にキッチンや浴室など水回りは、傷みやすく老朽化が目立ちやすい場所です。
機能面の理由からももちろんですが、「新品の方が気持ちよく入居できる」といった理由から中古住宅を購入する人の大半が、設備交換のリフォームを行うことが多いです。
1.3:修繕コストがかかる
中古住宅は新築住宅と比べて価格が安い点が魅力ですが、老朽化の度合い・どの程度改修するかによって修繕費がかかってしまいます。
特に大規模なリノベーションを行う際は、基礎や柱などの構造部分以外を一から施工するのと変わらないため高額になります。
住宅の購入費用と合わせて、リフォームにどれくらいの費用が必要になるのか、必ず事前に計画を立てましょう。
また、素人ではわからない構造上の問題をチェックするために、購入前に専門家によるホームインスペクション(建物状況調査・住宅診断)を利用するのもおすすめです。
どのような修繕を行うべきか、何年後にどんなメンテナンスが必要になるのかを知ることができます。
1.4:耐震性への懸念
中古住宅を検討されている方のなかには「築何年までの家だったら住める?」と疑問に思っている方も多いと思います。
「築何年」というよりは、「建てられた年」を目安にすることをおススメします。
中古住宅を購入する際に特に気を付けなくてはならないのが、建物の耐震性です。
建築物は建築基準法によって最低基準が定められており、耐震強度もこの法律の中で決められています。
1981年6月以前に建築された建物は「旧耐震基準」、1981年6月以降に建築された建物は「新耐震基準」と呼ばれており、旧耐震基準は、震度5程度の地震に耐えられることを想定した基準となっているため、それ以上の地震についての規定がありません。
新耐震基準では、震度5程度では「ほとんど損傷しない」、震度6強~7程度でも「崩壊、倒壊しない」という耐震基準に改められました。
中古住宅を購入する際は建築時期を確認しておき、耐震性の高い住宅であるかどうかをチェックしておくことが大切です。
2:中古住宅のメリット
デメリットを見てきましたが、中古住宅は、自分でリフォームができる点や、立地を選べる点などメリットも多いです。
2.1:価格が安い
中古住宅の一番のメリットはやはり新築住宅と比べて価格が安い点です。
新築は、建物自体に価値が残っている事に対し、中古住宅は、建物や設備の経年変化などの理由により価格が安くなるのが一般的です。
2.2:自分好みにリフォームができる
新築の魅力として、間取りや設備の配置をまっさらな状態から決める「注文住宅」という選択肢がありますが、ゼロからフルオーダーするとなると、かなり費用がかかります。
しかし、中古住宅の場合は購入価格を抑えることで、その分をリフォーム費用にあて、新築同様の状態にすることも可能ですし、自分好みにリフォームや最新の設備を導入することも可能です。
2.3:立地を選べる
新築物件は、現在空いている土地にしか建てることができませんので、必然的に立地は限られてきます。駅や学校から近い、交通の便が良いといった好条件の場所にはすでに他の物件が建っています。
しかし、中古物件であれば、希望するエリア内で物件が見つかる可能性が上がりますので、立地を重要視している人には、中古住宅も選択肢に加えることで理想のマイホームに出会える可能性が高まります。
2.4:完成している物件を見て選べる
新築住宅を購入する場合、完成する前に購入を決断するケースも珍しくありません。
しかし、中古住宅の場合は、すでに物件が完成した状態であるため、外観や内装、設備などを確認したうえで購入できます。また、内見時に売主が住んでいる場合もあるので、家具の配置など購入後のイメージがつかみやすいです。そのため、「イメージと違う」というような事態が発生することが防げます。
3:中古住宅を探すときの注意点
ここまでメリット・デメリットをご紹介してきましたが、実際にポータルサイトで中古住宅を探すとき、実際に内見した際はどんなところに注意したらいいのか。
3.1:目に見えない箇所もチェック
中古住宅は多かれ少なかれ経年劣化していますので、使用感や汚れが気になる人も多いと思います。
しかし、リフォーム前提で中古物件を買う場合には、表面的な汚れやキズよりも、建物の構造部分(基礎、柱、屋根など)に問題がないかをしっかり確認しましょう。
構造部分に問題があると、改修に多くの費用がかかります。
基礎のひび割れ、シロアリによる食害、建物の傾き、雨漏りなど、自分では判断できない場合は、ホームインスペクションに依頼するのもひとつの方法です。
水廻りの古さや内装の汚れなどはリフォームによって刷新できますので、それほど気にする必要はありません。
3.2:築年数と耐震性能を必ずチェック
前述のとおり、物件探しで必ずチェックしたいのは築年数と耐震性能です。これは建物の安全性もさることながら、住宅ローン減税が受けられるかどうかを決める重要な要件なのでしっかりおさえておきましょう。
また、住宅ローン減税を受けるためには、原則として中古住宅は築20年以内が条件となります。
3.3.:将来的な資産価値
新築・中古住宅に限らず、マイホームを購入する際には将来的な資産価値についても視野に入れておきましょう。
資産価値とは、シンプルにいうと「将来いくらで売却できるか」ということです。
購入するエリア、利便性、街のブランドなど様々な要素によって決まりますが、目安となるのは過去の値動きや人口の増減などです。極端な値下がりが続いているエリアや、人口減少・高齢化が著しいエリアなどは避けた方が無難でしょう。
また前述の「旧耐震」の建物や、「再建築不可(建て替えできない)」物件は、安全性のみならず資産価値の面でも不安がありますので、できれば避けた方がよいと思います。
4:まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は中古住宅を購入する際の注意点をお伝えしました。
中古住宅では自分の好きなようにリフォームできるというメリットがありますが、理想を追求していくとリフォーム費用がかかってしまいます。
しかし、一世代に一軒の時代に伴い、空き家が増加している昨今では、マイホームを検討する上で中古住宅は選択の幅を広げてくれます。
ただし、あくまでも中古住宅のため、デメリットをしっかり理解をした上で検討するようにしましょう。
杉戸町周辺で中古住宅を内見する際には、ぜひ不動産のプロであるフレンドホームにご相談ください。