夏こそマイホーム探しの狙い目!メリット・注意点を徹底解説

実は狙い目?夏のマイホーム探し

夏 マイホーム探し

「夏にマイホームを探すなんて大変そう…」と思っていませんか?

確かに、夏は暑さが厳しく、レジャーや帰省の予定も多くなりがち。そんな中でマイホーム探しを始めるのは少し気が引けるかもしれません。

ですが実は、夏だからこそ得られるメリットや、家族で動きやすいタイミングがあるのをご存じでしょうか?

今回は、「夏のマイホーム探し」にスポットを当て、メリット・デメリットや見学時のチェックポイントについて、わかりやすくご紹介します。

1:夏はマイホーム探しに最適な季節?

夏といえば、暑さやレジャーのイメージが強く、「マイホーム探しには不向きなのでは?」と思われがちです。

たしかに、一般的にはマイホーム探しのピークは、気候のよい春や秋です。転勤や就職といったライフイベントが重なることもあり、多くの人が動く季節です。そのため、気になる物件が見つかっても「すでに申し込み済み」ということも少なくありません。

しかし逆に言えば、夏はライバルが少なく、良い物件に出会えるチャンスが広がる時期でもあります。

人の動きが落ち着くこの季節は、じっくりマイホーム探しを進める絶好のタイミングかもしれません。

1.1:夏休みを活かして家族でじっくり見学!

お子さまが夏休みになるタイミングは、家族そろって動ける貴重な機会。

実際の生活をイメージしながら、家族みんなで見学できるのは夏ならではの利点です。

1.2:両親と資金の相談がしやすいタイミング

夏 帰省

夏は帰省や家族の集まりが増える季節。
実家に帰ったり、ご両親が遊びに来たりする機会を活かして、住宅購入にあたっての資金援助や今後のライフプランについて、じっくり話し合うことができます。

普段は忙しくてなかなか話せないことも、この時期なら落ち着いて相談できる貴重なチャンスです。

住宅購入の資金援助については下記コラムをご覧ください。

▶住宅購入のための親からの資金援助〜非課税になる特例とは?~

2:夏にマイホームを探す「メリット」と「デメリット」

ここでは、夏にマイホーム探しをする際の具体的なメリット・デメリットを紹介します。

2.1:メリット

■購入希望者が少なく、価格交渉の余地がある

上記でもお伝えしたとおり、夏の暑い時期は不動産市場全体がやや落ち着き、購入希望者が減少するため、売主側が早期売却を目指して価格交渉に応じやすくなる傾向があります。
■「夏の住み心地」が確認できる
日当たりは季節によって大きく変わるポイントです。夏の強い日差しがどれくらい室内に入るかを実際に確認でき、暑さや室温の上がり方を体感することで、夏の快適さをイメージしやすくなります。

また、風通しの良さも重要なチェックポイント。窓を開けたときに風がどれだけ通るかを確かめることで、エアコンに頼りすぎず過ごせるかがわかります。

夏の見学なら、日当たりと風通しのバランスをしっかり確認でき、快適な住み心地を具体的に判断できます。

■家族の予定を合わせやすい
マイホーム購入は一生に一度の大きな決断。家族みんなの意見を取り入れたいものです。お子さまがいるご家庭では、夏休みの期間を利用して家族全員で見学や相談がしやすいのも夏ならではのメリットです。

2.2:デメリット

■暑さの中での見学は体力的にハード

夏の内見で最も大変なのはやはり暑さです。現地販売スタッフがいる物件では、あらかじめ窓を開けて風を通している場合がありますが、スタッフ不在の物件では窓が閉め切られていることも多く、室内に熱がこもって非常に暑く感じられます。

「複数見るつもりだったけど、1件でくたくた…」なんてことも。
■エアコンの有無で物件の印象が変わりやすい
エアコンが設備として設置されている物件と、そうでない物件では見学時の快適さに大きな差が出ます。涼しい環境で見る物件は好印象になりやすい一方、暑さで不快に感じる物件はマイナス評価につながることもあるため、冷静な判断が求められます。

3:夏のマイホーム見学でチェックすべきポイント

夏だからこそ見えてくる「本当の住み心地」。以下のポイントは、夏見学の大きなチェックポイントです。

■日当たり・通風

夏の見学では「日当たり」と「風通し」は特に重要なポイントです。

午後の暑い時間帯に見学することで、実際の室温の上がり方や風の通り具合を体感できます。快適に過ごせるかどうかを判断するために、必ずチェックしておきましょう。

■エアコン・断熱性能
中古住宅や建売住宅では、冷房効率や断熱性能の確認が欠かせません。

エアコンの効き具合や、冷気が逃げにくい構造かどうかをチェックすることで、夏の光熱費や住み心地を予測しやすくなります。

■近隣の生活音やにおい

夏は窓を開けて過ごすことが多いため、生活音やにおいが外に出やすく、内見時にも確認しやすいタイミングです。

外から聞こえる音、周囲の住民の雰囲気、ゴミ置き場や排水まわりからのにおいなど、現地でしかわからない“生活感”をしっかりチェックしておくと安心です。

4:まとめ

いかがだったでしょうか。

「夏はマイホーム探しに不向き」と思われがちですが、実はこの季節だからこそ得られるメリットもたくさんあります。
購入希望者が少ないことで交渉のチャンスが広がるほか、日当たりや風通し、断熱性、周辺環境など、夏ならではの視点で“住み心地”を体感できる絶好の機会です。
また、夏休みを活用して家族そろって見学や相談ができるのも大きな利点。ご両親との資金相談のタイミングとしても最適です。

 

フレンドホームでは、暑い季節でも快適にご見学いただけるよう、時間帯の調整やハンディ扇風機の貸し出し、冷たいお飲み物のご提供など、さまざまな工夫を行っています。
お子さま連れでも安心してご来店いただけるよう、キッズスペースや冷たいお飲み物もご用意しています。

この夏、ご家族の“未来の暮らし”をじっくり考える第一歩として、住まい探しを始めてみませんか?
まずはお気軽に、フレンドホームまでご相談ください。

フレンドホーム マイホーム購入


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この記事を書いた人
株式会社フレンドホーム
経営企画部マーケティング課
増田 絵実

埼玉県北葛飾郡杉戸町在住。
子育てをしながら不動産業界で5年以上、営業サポートとして勤務。
物件のポータルサイト掲載や販促資料の作成など、営業活動を支える業務を幅広く担当。
これまでの経験を活かし、現在は「この街に住む人にとって、住む街がより魅力的なものになるように」をテーマに、賃貸・購入・売却に関する知識や、子育て世代ならではの視点を盛り込んだ不動産コラムを執筆。

 

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