杉戸町の特徴は?宿場町「杉戸」をご紹介!
マイホームの購入を考えるなかで、現在、杉戸町を視野に物件探しをされている方もいらっしゃるのかと思います。杉戸町って住みやすい?利便性は?子育て環境は?今回は杉戸町についてご紹介していきたいと思います!
目次
1:杉戸町ってどんな街?
杉戸町は、埼玉県の東部に位置し、人口およそ4万4千人。知名度は高くありませんが、江戸時代には日光街道の宿場町として栄え、西暦1616年(元和2年)に「杉戸宿」として開宿され、2016年(平成28年)に400周年を迎えました。杉戸町内には旧日光街道沿いにある歴史を物語る史跡や、昭和初期の建物(古民家)など杉戸宿の歴史や、見所が点在しています。また、町の東側には江戸川、西側には古利根川と水と緑に恵まれた歴史のある街です。
1.1:水と緑が豊かで自然が多い
■道の駅アグリパークゆめすぎと
農業を通して「人と人とのふれあいの場」を提供する道の駅アグリパークゆめすぎとは、広大な敷地内に農産物の直売所や食堂、バーベキュー広場や農園があり一日中遊べるスポットです。
■倉松公園
周囲を田んぼで囲まれた緑豊かな倉松公園は憩いの場です。テニスコートや軟式野球場があります。春先には多目的広場の桜が開花し、隠れたお花見スポットでもあります。子ども広場にはターザンロープやくもの巣のようなロープジャングルジムが人気です。
■杉戸西近隣公園
閑静な住宅街に囲まれた静かな公園です。テニスコート(4面)や軟式野球場などスポーツ施設が充実した公園です。倉松公園と同様に多目的広場は春になると桜が満開になり、お花見する人で賑わいます。
■古利根川散策路
近年、杉戸町を流れる古利根川を活用して、地域の生産性や魅力を高める活動が行われています。その一つとして古利根川SUPがあります。大きめのボードの上に立ち、パドルを漕いで水面を進んでいくウォーターアクティビティです。
■日帰り天然温泉 雅楽の湯
屋敷林に囲まれた源泉かけ流しの露天風呂が魅力の雅楽の湯は、休日には開店前から行列ができる杉戸町の人気の癒しスポットです。
1.2:子育て環境
■子育て支援センター
杉戸町には3つの子育て支援センターがあります。
子育て中の方同士の出会いの場所、未就学児が楽しく遊べる場所です。
子育て中の「困った…わからない」や不安なことなどの相談ができたり、子育て情報の提供をしたり、子育てのスキルアップのための講座やお楽しみ会などが開催されています。
■杉戸町ファミリー・サポート・センター
子育ての手助けをして欲しい人と子育てをお手伝いしたい人が、子育てに関する有償の相互援助活動を行なうシステムがあります。ファミリー・サポート・センターで行う援助は、登録が必要であったり、援助できる範囲がありますが、いざという時に共働きの家庭には心強いサポートです。
■病児保育室「とんことり」
杉戸町が業務委託する、病気または病気の回復期にある集団保育が困難なお子さんを一時的に預かってもらえる「病児保育室」です。生後6か月〜小学校6年生までを対象とした保護者の勤務等の理由により、家庭において保育・看護が困難な場合に利用できます。
■カルスタ杉戸
図書館と生涯学習施設が、すべてひとつのフロアに配置されています。内装は、緑豊かな杉戸町にふさわしく、木のぬくもりに包まれた雰囲気を作りだしています。
図書館では小さなお子様向けのおはなし会だけでなく、夏休みには学生向けに「図書館お泊り会」や「朝活図書館」、受験シーズンには閉館後に学習の場として開放するなど様々なイベントが企画されています。
1.3:イベント
■高野台桜まつり
上記でご紹介した杉戸西近隣公園では、毎年4月に「杉戸高野台さくら祭り」が開催されます。多数の模擬店やフリーマーケットで賑わいます。
■杉戸夏まつり
毎年、7月の中旬頃に五穀豊穣、家内安全、商売繁盛、疫病退散等を祈願し、神輿の渡御が行われる約200年の伝統ある夏祭りです。複数の神輿が担がれ、2日間にかけて町に活気があふれます。
■古利根川流灯まつり
毎年、8月の上旬に行われる杉戸町の伝統行事です。畳1畳分の大きさの灯籠が約250基浮かぶ景色はとても幻想的です。
上記以外にも自治体で花火大会が行われたり、秋にはアグリパークゆめすぎとにて杉戸町の農産品販売会や農産物利用店のブースが出店される農業祭などがあります。
1.4:歴史ある宿場町
杉戸町は今から約400年前の江戸時代に「日光街道杉戸宿」として栄えた歴史と伝統があります。その面影を今も感じるまち歩き「杉戸宿めぐり」は大人気です。
2:杉戸町から都心へのアクセス
杉戸町の最寄り駅は東武スカイツリーライン「東武動物公園駅」と東武日光線「杉戸高野台駅」です。「東武動物公園駅」から「大手町駅」まではおよそ1時間で乗り換えなしでアクセスできます。
「東武動物公園駅」には特急「りょうもう・リバティりょうもう」が停車します。
・北千住駅まで特急を利用した場合26分
・浅草駅まで特急を利用した場合39分
北千住駅から乗車した場合、乗車料金+特別料金が550円かかりますが、特急電車を使って帰って帰宅ラッシュを回避できるのは嬉しいですね。
また、車では国道4号線などの幹線道路や圏央道「幸手I.C」に近く、通勤やレジャーにも便利な立地です。
3:杉戸町でマイホームを探す
マイホームを探すにあたって、近隣の市町村と価格帯など比較しながら見ていきたいと思います。
3.1:近隣市町村と比べて
杉戸町で土地を購入する場合、およそ50坪で1,000万〜1,500万円前後、新築戸建を建売で購入する場合、4LDKの間取りで2,300万〜3,700万円前後になります。
近隣の春日部市の場合、およそ50坪で1,500万円〜2,500万円前後となっています。建売の新築戸建の4LDKで2,500万〜4,500万円前後になります。
春日部市は東武スカイツリーラインと東武日光線に加え「東武アーバンパークライン」が通っているため、大宮・千葉方面へのアクセスできる事や商業施設が充実していること地価が高いことから金額に差が出ています。
利便性の面では春日部市の方が便利ではありますが、東武動物公園駅を利用する場合、都心へのアクセスはそれほど変わらないので、土地の価格を抑えつつ利便性の良さを求める人には杉戸町はおススメのエリアだと思います。
3.2:杉戸町で暮らすメリット
杉戸町では子育て世代の移住・定住を推進する目的として、町内での住宅取得に対し1世帯あたり20万円、2人以上子どもがいる世帯には30万円の奨励金が交付されます。
また、出産祝いとして出生時や2歳未満のお子様が転入した時に、町指定のゴミ袋(中サイズ)100枚と杉戸産のお米25㎏を贈呈してもらえます。
上記でもご紹介したように、杉戸町は共働き世帯の子育てのサポートが充実しています。
共働きの家庭が多くなり、核家族が増えていくなかで、実家から遠く離れていてお子さんを預けることができないという家庭を、町がサポートしています。
子育て世代へのサポートだけでなく、シニア世代へのサポート体制も整っています。65歳以上のひとり暮らし、または、高齢者世帯の方で、調理及び食の確保が困難な方へ昼食の配食サービスや緊急通報システム、同年代の方との仲間づくりや交流の場として各集会所で将棋や麻雀・健康体操などシニアサロンで開催されています。
健康へのサポートも充実していて、参加費無料のヨガ教室や健康体操教室、乳がんや大腸がんの検診を無料または300円〜1,200円で受けられます。
4:まとめ
いかがだったでしょうか?
知名度は高くありませんが、都心へのアクセスが良く、水と緑が豊かな町でのんびり暮らしたい方にはおススメの杉戸町です。また、共働きの子育て世帯への手厚いサポートだけでなくシニア世代になっても暮らしやすい町だと思います。
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