新築でマイホームを購入するなら?建売住宅あり?なし?
近年、中古住宅を購入し自分好みにリノベーションを行う方も多く、マイホームの購入は新築以外の選択肢も増えてきています。
しかし、「やっぱり新築がいい!」と思われる方もまだまだ多いです。
「マイホームは新築!」と決めたら、次に悩むのが「注文住宅にする?建売住宅にする?」かです。
建売住宅は注文住宅と比べて価格がお手ごろなイメージですが、「安かろう、悪かろうなのでは?」「間取りを自由に選べない」「外観に個性がない」と考える方も多いのではないでしょうか?
今回は新築でマイホームの購入を検討されている方に、建売住宅を購入する際のメリット・デメリットについてお伝えします。
目次
1:建売住宅とは
一戸建ては「建売住宅」と「注文住宅」の2つに大別できます。「分譲住宅」もありますが、これらの特徴は建売住宅と似ていますので、この記事では「建売住宅」として説明します。
「建売住宅」とは、土地と建物がセットで販売される住宅のことを言います。建物は建築済みの住宅の場合が一般的であるものの、未完成または着工前の段階で販売されるケースもあります。
建売住宅の場合、間取りや仕様は最初からほぼ決まっています。また、「1区画・1軒」のみで販売されているケースから、「複数区画・それぞれ1軒ずつ」というケースまであります。
2:建売住宅のメリット
建売住宅のメリットといえば「安い!」というイメージが強いですが、ほかにはどのようなメリットがあるのかみていきましょう。
2.1:注文住宅より低コストで購入できる
新築で建売住宅を購入することの大きなメリットの1つとして、多くの人がイメージする「低コストで購入できる」という点が挙げられます。
住宅金融支援機構が調査した「2022年度フラット35利用者調査」から新築の土地付き注文住宅と新築の建売住宅の購入費用を比較したところ以下の通りです。
・土地付き注文住宅:4,694万円
・建売住宅:3,719万円
【埼玉県北葛飾郡杉戸町の場合】
・土地付き注文住宅:およそ4,700~5,200万円
・建売住宅:およそ2,300万~3,900万円
なぜ建売住宅は価格が安いのかというと、次のような理由があります。
・材料をまとめて仕入れるため価格を抑えらえる
・規格が決まっているので申請や計画にかける費用が少ない
・打ち合わせにかける人件費が少ない
一万戸を超える実績があるような大手施工会社などは、基本形になるプランをつくって、同じ建材等をどの住宅にも使えるようにしている場合があります。そうすることで建材等を大量に発注でき、仕入れ価格を抑えることができます。
また、すでに出来上がった住宅には、間取りが決まっているため設計士との度重なる打ち合わせが不要のため、人件費などがかかりません。建売住宅は「質が悪いから安い」ということではなく、いろいろな手間を省くことができる点が、価格の安さに繋がっていると言えるでしょう。
2.2:入居までの期間が短い
建売住宅のメリットは手ごろな価格だけではありません。建売住宅は家が完成済みであることが多く、購入後に短期間で入居できるメリットがあります。建築状況や契約状況によって異なりますが、完成済みの建売住宅の場合、約1~2か月で入居できます。子供の入学や転勤など、住宅購入を急いでいる方にとっては、建売住宅の入居までの早さは大きなメリットになります。
2.3:スムーズに購入手続きができる!
新築の建売住宅を購入する場合、土地代金と建物代金を住宅ローンを使って一括で払うことが可能であり、購入手続きがスムーズに行えることがメリットです。注文住宅を購入する場合は土地・住宅を別々に購入する必要があるため、売買契約や建築請負契約も別々に行わなければなりません。
3:建売住宅のデメリット
建売住宅を購入することはメリットばかりではありません。建売住宅のデメリットは何でしょうか。
3.1:間取りや設備を選べない
せっかく新築でマイホームを購入するのに、間取りや仕様が決まっているので、思い通りの家に出来ないことが挙げられます。
未完成の状態で販売されている場合には、間取りを変更したり一部の仕様を変更できたりすることもあります。しかし、対応できる幅には限度があるため、間取りに対してこだわりや理想が高い方には、建売住宅はあまりおすすめできません。
3.2:外観に個性がない
建売住宅は分譲地の住宅を同じ規格で建てることが多く、完成する新築住宅はある程度決まったデザインとなります。同じ規格で建てることはコストを抑えるメリットにつながっているものの、家の外観に個性を出せないことはデメリットです。
4:建売住宅が向いているのはどんな人?
建売住宅は土地と建物がセットで販売されるため、限られた予算で効率よく新築でマイホームを購入したい人にはおすすめです。
また、間取りや設備にこだわりがなく、土地探しや施工会社とのやりとりが面倒だと感じる人に向いています。
土地探しから入居までの時間も、注文住宅と比べて短縮できますから、すぐにでも入居したいという人にはうれしい住宅です。
一方で間取りや仕様を自分で決められないなどのデメリットもありますが、それよりも煩雑なやりとりが不要で入居時期が明確、土地と建物を住宅ローンで一括払いできる点などに魅力を感じる人なら、積極的に購入もありですね!
5:まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は新築建売住宅のメリット・デメリットについてお伝えしました。
建売住宅は、土地と住宅がセットになっている販売方式です。注文住宅に比べて販売価格が安く購入手続きもスムーズであり、短期間で入居できるなど、多くのメリットがあります。
しかし、「間取りや設備の自由度が低い」「外観に個性を出せない」というデメリットもあります。
間取りや設備にこだわりがなく、限られた予算で効率よくマイホームを購入したい人には建売住宅を検討してみてはいかがでしょうか。
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