新築の建売住宅を買おう!
建売住宅は注文住宅と比べて価格がお手ごろな印象ですが、「安かろう、悪かろうなのでは?」「間取りを自由に選べない」「個性がない」とマイナスイメージを抱かれている人も多いのではないでしょうか?
今回は、新築でマイホームの購入を検討されている方に、建売住宅を購入する際のメリット・デメリットについてお伝えします。
目次
1:建売住宅とは
一戸建ては「建売住宅」と「注文住宅」の2つに大別できます。「分譲住宅」もありますが、これらの特徴は建売住宅と似ていますので、この記事では「建売住宅」として説明します。
「建売住宅」とは、土地と建物がセットで販売される住宅のことを言います。
建物は建築済みの住宅の場合が一般的であるものの、未完成または着工前の段階で販売されるケースもあります。
2:建売住宅のメリット
建売住宅のメリットといえば「リーズナブル」というイメージが強いですが、ほかにはどのようなメリットがあるのかみていきましょう。
2.1:低コストで購入できる
新築で建売住宅を購入することの大きなメリットの1つとして、多くの人が「低コストで購入できる」という点が挙げられます。
注文住宅を購入する場合、エリアにもよりますが杉戸町だと土地の価格がおよそ50坪で1,000万円~1,500万円前後かかります。さらに、ハウスメーカーによって建築費は変わってきますが、一般的には4LDKの間取りだと2,000万〜3,000万円台の価格帯で建築される方が多いです。
杉戸町で建売住宅を購入する場合、およそ2,300万~3,700万円で購入できます。
住宅金融支援機構が調査した「2023年度フラット35利用者調査」から新築の土地付き注文住宅と新築の建売住宅の購入費用を比較したところ以下の通りです。
土地付き注文住宅:4,903万円
建売住宅:3,603万円
埼玉県北葛飾郡杉戸町の場合
土地付き注文住宅:およそ4,700万~5,200万円
建売住宅:およそ2,300万~3,900万円
エリアやハウスメーカーによって建築費が変わってきますが、建売住宅の方が低コストで購入できます。
なぜ建売住宅は価格が安いのかというと、次のような理由があります。
・材料をまとめて仕入れるため価格を抑えらえる
・規格が決まっているので申請や計画にかける費用が少ない
・打ち合わせにかける人件費が少ない
一万戸を超える実績があるような大手施工会社などは、基本形になるプランをつくって、同じ建材等をどの住宅にも使えるようにしている場合があります。そうすることで建材等を大量に発注でき、仕入れ価格を抑えることができます。
また、すでに出来上がった住宅には、間取りが決まっているため設計士との度重なる打ち合わせが不要のため、人件費などがかかりません。建売住宅は「質が悪いから安い」ということではなく、いろいろな手間を省くことができる点が、価格の安さに繋がっていると言えるでしょう。
2.2:入居までの期間が短い
建売住宅のメリットは価格だけではありません。
建売住宅は家が完成済みであることが多く、購入後に短期間で入居できるメリットがあります。建築状況や契約状況によって異なりますが、完成済みの建売住宅の場合、約1〜2か月で入居できます。子供の入学や転勤など、住宅購入を急いでいる人にとっては、建売住宅の入居までの早さは大きなメリットになります。
2.3:スムーズに購入手続きができる!
新築の建売住宅を購入する場合、土地代金と建物代金を住宅ローンを使って一括で払うことが可能であり、購入手続きがスムーズに行えることがメリットです。注文住宅を購入する場合は土地・住宅を別々に購入する必要があるため、売買契約や建築請負契約も別々に行わなければなりません。
3:建売住宅のデメリット
建売住宅を購入することはメリットばかりではありません。建売住宅のデメリットは何でしょうか。
3.1:自由度が低い
せっかく新築でマイホームを購入するのに、間取りや仕様が決まっているので、思い通りの家に出来ないことが挙げられます。
未完成の状態で販売されている場合には、間取りを変更したり一部の仕様を変更できたりすることもあります。しかし、対応できる幅には限度があるため、間取りに対してこだわりや理想が高い方には、建売住宅はあまりおすすめできません。
3.2:外観に個性がない
建売住宅は分譲地の住宅を同じ規格で建てることが多く、完成する新築住宅はある程度決まったデザインとなります。同じ規格で建てることはコストを抑えるメリットにつながっているものの、家の外観に個性を出せないことはデメリットです。
3.3:隣家との距離
密接に建てられる場合が多いため、隣家との距離が近いことで音や視線が気になり、プライバシーが確保しづらいことがあります。
4:建売住宅のを購入する際の注意点
4.1:立地を選べない
当然のことですが、土地と建物が一緒に販売されるため、土地を選ぶことはできません。住みたいエリアが決まっているけど、建売住宅がない
4.2:間取り
上記でもお伝えしていますが、間取りを自由に選べないため、生活動線は便利か?必要な部屋数があるのか?現在使用している家具が収まるのかなど、ライフスタイルに合っているかをよく考えることが大切です。
4.3:オプション工事
雨戸や網戸などオプション工事になる場合もあります。事前に何がオプション工事になるのか確認する必要があります。
4.4:住宅性能評価書の有無
住宅性能評価書があると、住宅ローンや住宅に係る保険が優遇されたり、公的に性能が証明されるため売却などの際にも有利です。住宅性能評価書の有無について確認するようにしましょう。
5:建売住宅が向いているのはどんな人?
建売住宅が向いている人は、いくつかの特徴があります。以下にその特徴を挙げてみます。
・限られた予算で効率よく新築でマイホームを購入したい人
・間取りや設備にこだわりがない人
・土地探しが面倒だと感じる人
・すぐにでも入居したい人
6:まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は新築建売住宅のメリット・デメリットについてお伝えしました。
建売住宅は、土地と住宅がセットになっている販売方式です。
注文住宅に比べて販売価格が安く購入手続きもスムーズであり、短期間で入居できるなど、多くのメリットがあります。しかし、「間取りや設備の自由度が低い」「個性を出せない」というデメリットもあります。間取りや設備にこだわりがなく、限られた予算で効率よくマイホームを購入したい人には建売住宅を検討してみてはいかがでしょうか。