気になる点を事前に解決!~住宅ローンの返済額~ – 幸手で不動産を購入するならフレンドホーム

気になる点を事前に解決!~住宅ローンの返済額~

マイホーム購入を検討するうえで、住宅ローンの借入れを考えている方は、どのくらいのローンを組むべきか悩む人も多いことと思います。

ここでは国土交通省のデータを中心に、様々な平均値を紹介します。無理のない住宅ローンを組むために、今回紹介したデータを参考にしてみてください。

1:マイホームの平均購入金額は?

国土交通省の「令和元年度住宅市場動向調査報告書」から、マイホーム住宅の平均購入価格を紹介します。

まずは、【注文住宅】、【戸建分譲住宅】、【中古戸建住宅】、【分譲マンション】、【中古マンション】の五つのタイプでみていきます。平均購入金額の高い順から、注文住宅は5,085万円、分譲マンションは4,457万円、分譲戸建住宅は3,851万円、中古戸建住宅は2,585万円、中古マンションは2,746万円となっています。

1.1:マイホーム住宅の平均購入年齢

全てのタイプの住宅で、住宅を購入する人の平均年齢は30代〜40代が中心となっており、購入する平均年齢を見ると年代によって物件形態の好みが異なります。若い世代では、中古物件より新築物件が好まれる傾向にあり、反対に、中古物件は50代~60代の方に需要があります。

理由としては、若い人は「結婚・出産」というイベントを経て家族が増えるため、部屋数が多く、長く住むことを考えて物件を選ぶことから新築の物件を購入する割合が高いのです。

一方で、50代以降の人は子供も成長して住む人が減り、老後のことを考えて住宅をコンパクト化・簡略化する目的を持ちます。

また、住宅ローンの完済年齢が、80歳までとしている金融機関が多いため30歳~40歳台であれば、団体信用生命保険への加入がしやすく長期間にわたって働けるため多額の住宅ローンを組めることも大きな理由です。定年までの返済期間を考え、いつごろの購入がベストなのか早めの計画が大事といえます。

2:住宅ローン借入時のさまざまな平均値

ここでは、住宅ローンを借入れるときのさまざまな平均金額を紹介します。

2.1:住宅ローンの平均借入金額

住宅購入のときには、頭金と銀行からの借入れを住宅購入資金に充てますが、ここでは、住宅ローンの平均借入金額を紹介します。

ここでも金額の高い順から、注文住宅は3,361万円、戸建分譲住宅は2,830万円、分譲マンションは2,702万円、中古戸建て住宅は1,575万円、中古マンションは1,551万円となっています。借入金額は物件種別により1,000万円以上の差が出ている点が特徴です。

2.2:住宅ローンの平均世帯年収

住宅ローンを借入れするときの平均金額をみてきましたが、実際に住宅ローンを組むときには、平均年収はどれくらいなのでしょうか。ここでも国土交通省のデータを参考にすると、どのタイプの住宅であっても、住宅ローンを組むときの平均世帯年収は約600万円~750万円の割合が中心となっています。この金額は世帯主だけの年収ではなく、共働きの場合は合計年収になります。最近では住宅ローンを組む世帯は共働き世帯が多く、夫婦の収入を合わせてローンを組むペアローンを利用しているのが特徴です。

ペアローンは、夫婦がそれぞれ1つずつローンを組み、2つのローンを一つの住宅の返済に充てることをいいます。ペアローンを利用する利点は、契約者ひとりだけの収入ではなく夫婦の収入を合算して借入れできるので、借入れ金額を増やすことができる点です。さらに、住宅ローン控除を2人分利用できるなどメリットがあります。

しかし、女性は妊娠や出産により収入が変動する可能性があります。ペアローンを利用するときは、2つのローンのうち1つのローンは、実際の収入の50%ぐらいを目安にすると安心です。

2.3:住宅ローンの借入時の平均年齢

住宅ローンを借入れるときの平均年齢は、全てのタイプの住宅で30代~40代です。住宅を購入をするときの平均年齢と同じような結果になっています。

2.4:住宅ローンの平均頭金

住宅ローンの平均頭金は、分譲マンションの場合の1,317万円から戸建分譲住宅の801万円の幅に収まっています。自己資本比率は、21.4%から44.3%です。頭金は手元に残すお金とのバランスが大切です。頭金をいくら払うかに厳密なルールはないので、払うメリットとデメリットを押さえておきましょう。

3:住宅ローン返済時のさまざまな平均値

ここでは、住宅ローンを返済するときのさまざまな平均値を紹介します。住宅ローンの返済で重要となるのは、「返済期間・返済月額・返済負担率」の3つです。日々の生活にとても影響がある数値ですのでよく考える必要があります。

3.1:住宅ローンの平均返済期間

住宅ローンの平均返済期間をみていきたいと思います。

住宅ローンの平均返済期間は、中古戸建ての28.1年から注文住宅の33.8年となっています。少しでも早く住宅ローンの返済を済ませたいと思うものですが、返済期間は長ければ長いほど、月々の負担を軽くすることができます。毎月の負担額を減らすことで、その分手元に残るお金は多くなります。想定外の出費にも対応できる資金を貯めておくことも大切です。

手元に残る金額が多い方がいいことはもちろんですが、住宅ローンは後から返済期間を延ばすことは難しいです。そのため最初に組む際には最長で設定し、必要であれば後から繰上げ返済をする方法があります。繰り上げ返済で手数料を取られる場合もありますが、ほとんどの場合、利息を減らすことができローンの支払い期間は短くなります。

3.2:住宅ローンの月々の平均返済額

住宅ローンの平均返済額は、注文住宅で一番大きく11万円ほどで、一番小さい平均返済額は中古マンションの8万円ほどになります。新築物件と中古物件の価格には大きく開きがありますが、月々の平均返済額にはそれほどの開きはありません。

フレンドホーム売買センターで取り扱いのあるエリアでの平均値は、注文住宅で一番大きく12万円ほどで、一番小さい平均返済額は中古戸建の2万円ほどになります。

3.3:住宅ローンの平均返済負担率

無理なく住宅ローンを返済するために重視すべき指標は返済負担率です。返済負担率とは、年収に占める年間返済額の割合のことをいいます。金融機関が提供している借入可能金額のシミュレーションツールでは、額面年収の30%〜35%程度まで借入れ可能となっていることが多いです。しかし「借りられる金額」と「無理なく返済していける金額」は、大きく異なります。

データによれば、平均返済負担率は20%から13.9%です。一般的には20%から25%が無理のない返済負担率と考えられており、データもそのような数値を示しています。

借入れ限度額いっぱいでローンを組むと、先々、予測できないことが起こったときに対処できなくなります。子どもがいれば、成長するにつれ増えていく教育費のことを考える必要があります。また、年齢が上がれば介護資金も必要です。気持ちに余裕を持って生活できるように、無理のない返済負担率でローンを借入れるようにしましょう。

4:まとめ

人生の一大イベントである、マイホーム住宅の購入にはさまざまな悩みがつきものです。今回紹介した数値はあくまでも平均値ですので、参考程度にとらえておき、住宅ローンを組む際は、ご自身の収入やライフスタイルをよく考えて借入金額と返済金額を決めましょう。

 

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他社様で住宅ローンを組めなかった方もフレンドホーム売買センター(0120-864-863)まで是非お気軽にご相談下さい!

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